ほうちゃんの日記・感動

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何のために生きるの?★誰かを幸せにするために生きるのよ

↓寂聴さんと瀬尾さんの会話形式の本
「命の限り、笑って生きたい」
2018年11月20日発行 206ページ
単行本(12.7×18.5cm)
数日前にフリマを見ていてタイトルと写真に惹(ひ)かれて購入しました。
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身近な人の死に直面すると「人は何のために生きているのか」と考えてしまいます。

昨年、93歳で父が亡くなりました。2ヶ月半の余命宣告を受けて入院、コロナ禍のため面会もさせてもらえず悩みました。人は必ずみんな死んでいきます。儚(はかな)い命です。

何のために人は生まれてきて死んで行くのか。いろんな書物(①死の教科書②100歳までボケない101の方法など)を読み、web検索したりYou Tubeを見て教えを求めましたが、答えは見つかりませんでした。

そんな答えのわからないことは、いくら考えても仕方のないこと、大切なのは生きている時間を大切にすることなのだと自分に言い聞かせるようになりました。

★「何のために生きるの?」と聞かれたら「誰かを幸せにするために生きるのよ」と答えてあげて下さい。
瀬戸内寂聴さんの言葉が facebook「いい言葉は人生を変える」さんの9/24投稿で紹介されていました。

それで良いのではと共感しました。
「今が最高!そう思って笑い飛ばして生きて行こう」が私の信条です。

以下紹介されていた「瀬戸内寂聴さんの言葉」抜粋

★別れの辛さに馴れることは決してありません。幾度繰り返しても別れは辛く苦しいものです。
それでも、私たちは死ぬまで人を愛さずにはいられません。それが人間なのです。

★他人より素晴らしい世界を見よう、そこにある宝にめぐり逢おうとするならどうしたって危険な道、恐い道を歩かねばなりません。そういう道を求めて歩くのが才能に賭ける人の心構えなのです。

★人間は一人で生まれ死ぬ時も一人で死んでゆきます。孤独は人間の本性なのです。だからこそ、人は他の人を求め、愛し、肌であたため合いたいのです。

★人生にはいろいろなことがあります。悲しいことは忘れ、辛いこはとはじっと耐え忍んでいきましょう。
それがこの四苦八苦の世を生きる唯一の方法ではないかと思います。

★人間は自分本位です。自分中心に地球が廻っていると思っていて思い通りにならない現実に腹を立てて愚痴ばかり言うのです。
思い当たることはありませんか。相手の立場に立って考えれば他者のためにどんなことでもできるのです。人は、不幸のときは一を十にも思い、幸福のときには当たり前のようにそれに馴れて十を一のように思います。

★どんな悲しみや苦しみも必ず歳月が癒してくれます。そのことを京都では『日にち薬(ひにちぐすり)』と呼びます。時間こそが心の傷の妙薬なのです。

★「何のために生きるの?」と聞かれたら「誰かを幸せにするために生きるのよ」と答えてあげて下さい。

↓有意義に生きることの大切さ
《仏教哲学》生まれることにも死ぬことにも生きることにも意味はない――宗教の洗脳を破り「価値ある生き方」を発見する スマナサーラ長老との対話|ブッダの智慧で答えます(一問一答) - YouTube

↓怒らないことの大切さ
アルボムッレ・スマナサーラ - Wikipedia

★仏教は釈迦の「教え」であって「宗教」では無く、論理的で実践的な「心の科学」だと説き、今この場で役に立ち、自ら実践し理解する智慧の教えであると説く。

★「怒らないこと」に関しては、「世界」は自分の思い通りには変えられないため、「自分」の方が変われば良いと説く。

★一切の物事は無常であり、無常が怒りの原因であり、人は怒らずにはいられないと説き、我々は常に変化し、体は苦の感覚で出来ており不変の実体は無いことを説く。

★人を不幸にしているのは怒り・欲望・執着などであり、理性によって捨て去ることができること、そのために重要なのは怒らないことであること、怒ることは「自分は正しい」という態度であり極限の無知であること、人が怒りを止められないのは自我が強いからであるが、自我とは錯覚に過ぎないことなどを説く。

★「自分は偉い、自分を認めてくれないといけない」といった自我が怒りの元であり、その状態から逃れるには、怒りがわいたとき「これは怒りの感情だ」と、自分の精神状態を客観視するのが良く、それにより気持ちがよくなり元気になれると説く。

★自身の活動に関しては、釈迦の語った内容を分りやすく話すことを行っており、現実に生きる人々の役に立つことを教えており、現実の日本社会で問題を抱える人に、どんな問題を持っているのか尋ね、それに適した仏教の教えを紹介していると述べる。現代は、釈迦の時代と比べ機械文明が進んだが本質は変わらず、現代人の悩みは、釈迦の教えで全部答えることが出来、来日後約30年経つが、答えられなかった質問はひとつも無いと述べる。

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しあわせは いつも自分の心がきめる(相田みつを)