田植えの終えた水田には恵みの雨かも
お米作りには水が欠かせません。
河内長野市には寺ヶ池という大きなため池があります。
およそ400年前の1633年、庄屋の中村与次兵衛(なかむら よじへい 当時33歳)さんが領主の許可を得て、近隣農家に呼びかけて、16年かけて6km以上離れた滝畑ダムの近くから8.2kmもの水路を引いたそうです。
結果、多くの荒れ地を水田に開拓でき、石高が100倍になったと伝わっています。6.72石が615.74石に(1石は約150kg)
7/1〜7/3この寺ヶ池の歴史展があり、昨日見学してきました。島田市長がFacebookで紹介されていて偶然知ることができました。
寺ヶ池水路は、2021年度世界かんがい施設遺産に認定・登録されています。
世界かんがい施設遺産:農林水産省
小・中学校で学んで欲しいと思います。河内長野市で生まれ育ちましたが、この水路のことは全く知りませんでした。反省ですね。
↓※日本で44カ所の施設が世界かんがい施設遺産に指定されています。(2021年現在)
世界かんがい施設遺産:農林水産省