コロナ禍の暇つぶし、図書館でDVDを借りてきました。姪っ子の結婚式の手伝いを頼まれインドからニューヨークに一人でやってきた、サリーをまとった料理上手な良妻賢母のマダム（奥様）が主人公。少しの勇気が私の世界を変えていく、生き方のヒントがもらえます。人生の主人公はあなた自身であることを。視聴の価値あり、おすすめします。
★2012年インドのコメディ家庭映画
夫が絶対的で昔の日本の家庭を思わせます。サリーを身にまとうマダムシャシを演じる主演の女優がとても素敵です。シャシの作る饅頭みたいに見えるラドゥという丸くて甘いインドの伝統的なお菓子が評判で、近所の方から注文を受けていました。見ていて食べて見たくなります。
★シャシ役は、インドで国民的人気を誇る女優のシュリデビさんですが、2018年54歳の若さで急死したそうです。
シャシは、二人の子供と夫のために尽くす、専業主婦。彼女の悩みは、家族の中で、自分だけ英語ができないこと。夫や子供たちにからかわれるたびに、屈辱で傷ついていました。★姪の結婚式の手伝いでニューヨークへ一人で旅立ちます。英語が通じずカフェで時間がかかり後ろの客にいびられコーヒーすら注文できません。そんな彼女の目に飛び込んできたのは「4週間で英語が話せる」という外国人のための英会話学校の広告、家族に内緒で通じない英語に苦労しながら申し込みます。その英会話学校で出会った様々な国の仲間とともに英語を学んでいくコメディ映画です。元気の出る音楽も最高でした。
★シャシのことを気遣って助けるラーダという大学生の姪っ子役の女優プリヤ・アーナンドが美人でとても魅力的でした。サリーが似合うシャシが吉永小百合みたいに上品で素敵でした。
監督はガウリ・シンデー（女性）
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