朝日新聞1/13付 文化の扉
北大路魯山人 1883-1959
★芸術は計画とか作為を持たないもの、刻々に生まれ出てくるものである。当意即妙の連続である。言い古された言葉だが、「浮気はその日の出来ごころ」というのがある。芸術も、言わばその日の出来ごころである。
「面白がる」に通じる
俳優・本木雅弘さん
晩年の魯山人の境地は「思いのまま」だったのでは。義母の樹木希林さんが常々言っていた「面白がる」という感覚と似ているなと思います。
年を重ねると高齢化社会をどのように生きていくか悩みます。先人の生き方に学ぶことがいっぱいですね。真似は難しいですがヒントをもらえます。