玄米のままで貯蔵するブリキ製の大きな缶です。お米が150kg位入ると思います。
秋に新米を入れて上部穴に煙突を立て、下の出口の空気穴を4月頃まで開けて空気を通るようにして置きます。その後は上下とも蓋を閉めて置きます。食べるときは下の穴から玄米を取り出し、精米機にかけます。
山村に暮らす93歳の父が大切に使ってきたものです。
難点は、その年の天候によりコクゾウムシやメイガが大量に発生することです。昨年も今年も苦労しました。やはり冷蔵庫（低温保冷庫）に保管すべきだと思います。
地域の農家や親戚から玄米を購入して長年にわたり使用してきましたが、年々食べる量が減ってきたことと虫の発生がひどくなってきたために、今年で使用を終了することにしました。
今日は秋晴れで最高の天気だったので、貯蔵缶に感謝を込めて、きれいに清掃し写真をとりました。長い間お世話になりました。
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