今日の朝日新聞で、薬効成分のない偽薬だけをネット販売する「プラセボ製薬」を５年前に起業した水口直樹さん(33)が経緯を綴った本「僕は偽薬を売ることにした」を出したと紹介されていました。
ここ数年、高齢の両親(92歳と97歳)の通院に付き添っていて、処方される薬の数と、薬が無くなってくるととても不安になる両親を見ていて、消化薬やビタミン剤などが含まれているので小麦粉に塩を混ぜて薬だといっても良いかもと感じていたので、この偽薬の販売の発想はすごいと感動しました。
電車や車に酔うからと出掛けるたびに薬局でセンパアを購入して飲んでいた母が、私が車で送迎するようになってから、掛かり付け医に相談、めまいの薬を処方してもらい、知らないうちに処方を止めてもらったが、以後まったく酔うことがありません。先入観、思い込みがつよいのではと思います。薬を減らしてみて調子が悪くなるならまた処方するようにしていくような試みが大切ではと思います。患者から申し出ないとなかなか薬は減らしてくれません。病院の収益に大きく関わっているからかもと思ってしまいます。
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