30年位前に新潟県長岡を訪れたときの写真が出てきました。司馬遼太郎の峠を読んで河井継之助のファンになり、出身地の長岡へ東京出張の帰りに立ち寄りました。
物事は8分目にしておくことの戒めの言葉と十分盃の展示があり感動したことを思い出しました。
「位高ければおごり易し
意ほしいままなれば悔いを来す
物の理(ことわり)は皆しかり
十分盃を見よ」
なみなみと注ぐとサイホンの原理で底から流れ出てしまいます。
とても懐かしいです。検索すると長岡大学がこの十分盃の教えを広めているみたいです。
※ブログタイトル「ほうちゃん」は、河井継之助が岡山で山田方谷を訪ねたくだりから「方谷」、「ほうちゃん」を写真ネームにしてきたことから使用しています。
※机の引き出しから出てきた十分盃の写真裏面に19921023の日付がありました。良い思い出です。