ほうちゃんの日記・感動

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お正月のお供え

お正月のお供え
両親との同居ではなく私の家には神棚はありませんが、結婚するまで育った親の家のお正月のお供えに関して忘れないようにまとめてみました。

 高齢の両親が暮らす大阪府の山村の家(父は長男ではないので、母屋ではなくいわゆる分家です)では、お正月のお供えをするのは次の5ヵ所です。

1.床の間(おくのま) ※( )は部屋の呼び方です。
2.神棚が三つあります。
  ①お宮(おおえ)
  ②恵比寿・大黒(居間)
  ③荒神(台所)
3.仏壇(なんど・おくのま)
  ※仏壇は「なんど」に置いて「おくのま」からふすまを開けて供養できるようにしています
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写真のお供え物の串柿は、私の手作りです。
今年は寒い日が多かったので白い粉・糖分(ブルーム)が噴出しうまくできあがりました(自画自賛)。普通の小さなお餅を二個重ねて葉つきミカン(本来は橙)を載せて、木の実(栗、カヤなど)を添えて三方(さんぼう)という台を使ってお供えしています。
gentle-breeze.org

以前は大きな鏡もちもお供えして、次の写真のように1/15に集落ごとに決められたあぜ道などで門松飾を持ち寄り「とんど焼き」して、その火で焼いていましたが、その風習もなくなってしまい、大きな鏡もちは固くなると食べるのに苦労しますので作らなくなってしまいました。

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この写真は、40年くらいの前に撮影したあぜ道での「とんど焼き」です。お餅がふくれあがると「あんたとこ子供できるで~」など楽しい会話がいっぱいだったのを思い出しました。(大阪・河内長野市)
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河内長野の民家(井元家)
1988年河内長野市教育委員会発行

参考・愛知県の農家の様式
 このwebで各部屋の機能・役割、田の字様式の分布等についてわかりやすく解説されています。

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しあわせは いつも自分の心がきめる(相田みつを)